おすすめサックス教材【サクソフォーン演奏技法】(ラリー・ティール著)全てのサックス奏者が読むべき良書!!ぜひ!!

レッスンの先生から「薦められる数少ない本の1つ」として教えてもらいました。
内容はサックスの構造や音の発生についての理論的説明が中心で、サックスという楽器と自分の体の構造をきちんと理解して、いかに正しくサックスを吹くかということに重きが置かれています。
そしてその理論に基づいた練習方法が紹介されています。

私がレッスンに通ってしばらく集中して取り組んだのが「悪いクセを直す」ということでした。
特にアンブシャの悪いクセ(リードを強く噛みすぎていた等)を直すのに非常に苦労しました。
この本の冒頭に書かれている「サックスは演奏するのが簡単な楽器だと思われているが、それは下手に演奏するのが簡単ということで、上手に演奏するためには他の楽器と同様に熱心な努力が必要である」との言葉は今でも胸に突き刺さります。
サックスは簡単に音が出てしまうので、そのせいで悪いクセを持ったまま練習を続けてしまう人が多いのではないかと思います。
本書ではとにかく無駄な力を抜いて自然体で、サックスをあたかも自分の体の一部であるかのように演奏することの重要性を説いています(決して力を全く入れないということではなく、必要以外の無駄な力を極力省くということ)。

私はアンブシャのみならず、運指を改善したり呼吸法を確認したりするのにちょくちょく読み返していますが、毎回新しい発見があるのが驚きです。

サックスを吹いている人にはぜひ読んでもらいたい本です!
しかもできるだけ早い段階で読むことをおすすめします!!


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