ジャズ・アドリブ練習におすすめのiPhoneアプリ【iReal Pro(旧iReal b)】ジャズをやる人はマストバイです!(使い方)

私はこのアプリを使うためにiPhoneに乗り換えたといっても過言ではありません!
ジャズスタンダード曲集本「リアルブック」のアプリ版です。
買った当時は曲のコード進行を表示するだけのアプリでした。
それでも移調がボタン一発でできたりプレイリストの作成が出来たりして、買って良かったな~と思っていたのですが、なんとアップデートで伴奏機能が付いたのです!
これにはビックリ。
伴奏スタイル・テンポ・繰り返し回数などを指定するとドラム・ベース・ピアノのトリオ伴奏をしてくれます。
それまではサックスの練習はパソコンの「Band in a Box」というソフトを使っていて、スタジオやカラオケボックスにノートPCを持ち込んで伴奏させたり、エクスポート機能で出力したWavファイルをiPodに入れてそれを再生させたりしていました。
私は遅いテンポから徐々に早くする練習をよくやっているので、それをやるためにはどうしてもノートPCを持ち歩く必要がありました。
それがiPhoneだけで出来るようになったのです。ホントこのアプリを作った人には感謝感激です。
Band in a Boxは練習では使わなくなりましたが、伴奏以外にもソロ自動生成機能などもありフレーズの勉強に活用しています。
ちなみにiReal Proは各パートのボリューム調整もできるので、ピアノやベースをミュートすればそのパートの人も練習に使えると思います。

曲の選択画面

画面左上の地球マークのボタンを押すとフォーラム画面が表示されて投稿された曲をダウンロードすることが出来ます。「Jazz」カテゴリの「Jazz 1200 standards」をダウンロードするとジャススタンダードの曲がいっきに1200曲入る!

メイン画面

伴奏再生中は演奏している小節に色がつくのがうれしい機能です。

伴奏設定画面


私は練習をするときアルトやテナーの調にコードを書き直して練習してるのですが(アルトならCをEbに、テナーはCをBbに移調)、それも設定画面の「サックス等の移調」で簡単に出来ます。


上の設定画面での移調はあくまで表示されるコードのキーを変更するだけで、再生される音は変わりません。
ボーカルの練習などで自分の歌いやすい音域に合わせて演奏されるキーを変えたい場合はメイン画面右上のボタンで移調することができます。


自分でコードを入力してオリジナルの曲も作ることが出来ますが、iPhoneの画面で作業するのはかなり厳しいです。
そこでiReal ProのサイトにはWeb Editorというページがあり、PCのブラウザ上でコードの入力が出来るようになってます(Band in a boxのような感覚で入力できる)。

これで作った曲をiPhoneに転送する方法はいくつかありますが、私はメールで転送しています。
コードの入力が終わったら、画面右の「EMAIL」(上の写真で青く選択されている部分)をコピーしてメールの本文に貼り付けます。これ曲名の部分がリンクになっていてそのリンク内容に曲のコードデータが入っているようなのですが、Gmailで貼り付けるときはリンクごと貼り付けるために「リッチテキスト形式」を指定する必要があります。
それを自分に送ってiPhoneで開いてリンクをクリックすると自動でiRealbが起動して曲がインポートされます。これは良く出来てますね~

私はiPadも持っているのですが、こっちは画面が大きい分さらに見やすいです。


iReal Pro – 楽譜とプレイアロング – Technimo LLC







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