アドリブ音楽理論(準備編その3)
すみません、「準備編」もうちょっと続きます。
!!注意!!
※これらの内容はレッスンで習ったり、本から学んだことを自分なりに解釈した形で書いています。
なので、レッスンで本来伝えようとしていたことや、正しい音楽理論と異なっていると思います。
特に怪しいところは「?」を付けてあります。あくまで参考程度に見てください!
※これらの内容は「コード進行が与えられた場合に、どう調解釈をしてどうアドリブをするか」
を目的とした理論(理論というより考え方・手順)です。
なので、作曲やアレンジを目的とした理論と異なります。本当に参考程度に見てください!!
ちゃんと理解したい方は私が通っていたこちらのレッスンがおススメです→JAZZ LAB SEED
<準備編その3>
1.ダイアトニックコードにないコードについて
(1)6thコード
トニックコードの代理コード。
C6(CΔ6)=CΔ7、Cm6=Cm7と置き換えて調解釈をする(?)。
サブドミナントの代理コード。
(FΔ6=Dm7=FΔ7?)
(2)dimコード
ドミナントコードの代理コード。
短6度上(調3度下)のⅤ7(-9)コードに置き換えて調解釈をする(?)。
(例 C♯dim=A7(-9) など)
また、dimコードは、主音の違う12個のコードのうち4個が同じ和音構成になっている。
・Cdim =E♭dim=F♯dim=Adim
・C♯dim=Edim =Gdim =B♭dim
・Ddim =Fdim =G♯dim=Bdim
そのため、dimコードを転調用のピボットコードとして利用されることが多い。
ちなみに、あるキーでよく使われるdimコードは、Ⅰ♯dimとⅢ♭dimがほとんどだが、
これらは次のように調解釈する。(? かなり怪しいです)
(例)
・ C→C♯dim→Dm7→G7→C
=C→A7(-9)→Dm7→G7→C
・ Em7→E♭dim→Dm7→G7→C
=Em7→F♯dim→Dm7→G7→C
=Em7→D7(-9)→Dm7→G7→C
(3)augコード(かなり怪しいです)
7thコードの代理コード(?)
同じルートの7thコードに置き換えて調解釈をする(?)。
(例 Gaug=G7)
またはmΔ7コードの代理コード(?)
半音上のmΔ7コードに置き換えて調解釈をする(?)。
(例 Baug=CmΔ7)
また、augコードは、主音の違う12個のコードのうち3個が同じ和音構成になっている。
・Caug =Eaug =G♯aug
・C♯aug=Faug =Aaug
・Daug =F♯aug=A♯aug
・D♯aug=Gaug =Baug
(4)altコード
7thコードの代理コード。
増4度下(増4度上)の7thコードに置き換えて調解釈をする(?)。
(例 B7alt=F7、G7alt=D♭7 など)
※正確にはB7alt=F7/B Pedal
(5)sus4コード
サブドミナントコードの代理コード。
4度下(5度上)のΔ7コードに置き換えて調解釈をする(?)。
(例)
・ CΔsus4→CΔ
=FΔ →CΔ
※正確にはCΔsus4=FΔ/C
(6)分数コード
あるコードのベース(ルート)音が変化したもの。
アドリブするためにキーを推測する場合、分母(ベース)は無視して分子だけを考えればよい(?)